自然一覧

初冬の森


初冬の頃にふる湿った雪は木々の枝に付着して、真冬とは違った雪景色を見せてくれる。
2017年11月26日


踏査&リサーチ


ヒグマが何かと使っていそうな沢を踏査。夏は大型の草本がわんさと茂り、怖くてとても行く気がしなかった。晩秋のこの時期は草が倒れて見通しが効くうえ歩きやすい。
雨が降ったりやんだり、雷が轟いたり。カッパ着て、おにぎりをかじりながら距離7km、標高差450mを歩いて、トドマツについた新しい爪痕ひとつ、雪上に続く足跡一本、立派なフンひとつ。
森は過去の伐採で荒れ気味。大木はほぼなし。沢は歩きやすいもののそれほど美しくもない。ちょっとだけ光が差したけれどあとは鉛色の空。
地形図とGPSをつかって植生やほ乳類の痕跡を記録しつつ写真も撮る。肌感覚でも森の雰囲気をつかんでいく。地味なリサーチを重ねて、少しずつ頭のなかに森の地図が出来て行く。
2017年11月14日


でかいクマ

自動撮影カメラ9台分のSDカードを回収して画像を検証。
画像は1ケ月で1万枚くらいになるのでまずは大きめのサムネールを表示して、動物の写っているものとそうでないものに振り分ける。さらに使わないような類似カットを検証しつつ、絞り込んでいらないものは消して整理する。
多量の写真をザーッと見ながらも、このヒグマ太いよな…と目がとまった。翌々日、確かめに現場へ。私と見比べると確かにでかかった。ドングリが不作だというのに何を食べてこんなに肥えているのだろう。背景のトドマツの枝や、樹皮についた爪痕の高さを計測してきたが、立ち上がったときの頭の位置は200cmを超えていた。
ヒグマの写真は10月10日午前2時。
私の写真は11月2日午後3時。
2017年11月3日


自動撮影カメラ破壊される

自動撮影カメラのデータを回収にいつもの森へ。
木にしばり付けてあるはずのカメラがそこになく、裏蓋からバッキリ折れて沢水に落下し電池が散乱していた。カメラを拾い上げると泥水が本体のなかから「ジョボジョボ…」。
SDカードをパソコンに差すとデータはしっかり生きていた。すごいなSDカード。
9月20日の昼過ぎ、若いヒグマが向こうから歩いて来てカメラに数回しがみついた画像でデータは終わっていた。迫力のある絵作りをねらうなら動物の目線かそれ以下のカメラ位置がいい。だけれどクマに見つかると好奇心を誘発して破壊されるリスクが高まる。野外の地形や立木の位置を読んで、どのあたりで駆け引きするかだなぁ。
2017年10月9日


雪虫、今年は早いかも

9月20日に中標津町、9月25日に富良野市でちらほらと飛ぶ雪虫を見た。「え!9月に雪虫?早いなぁ~」と思った。

10月2日富良野市の森。胸くらいの高さで直径15cmのヤチダモに、幹の一部を覆うくらいの密度で雪虫が着いていた(写真)。度重なる出張で気付かぬうちに群れ飛んでいたのだろう。やはり今年は雪虫の飛翔、早いかも。
2017年10月6日