自然一覧

雪原


周囲が白いせいだと思うが雪原にあるものは皆、絵みたいな感じがする。
2018年1月19日


よいお年を


12月21日にヒグマねらいで設置していた自動撮影カメラ9台を回収した。一応この時期までやってみたけれど、雪がどっと積もってからはヒグマは一度も写っていなかった。シカやクロテンなど他の動物たちはにぎやか。
今年は自動撮影カメラを扱っておもしろかった。写真の持つ感情を抜きにした記録性や、カメラを持った人間が現場にいる意味といない意味を、何度も考えさせられた。写真のおもしろさは高価なカメラの解像度やダイナミックレンジと別のところにあるよな、とも思ったりもした。
年内、ウェブサイトを訪れていただいてありがとうございました。
来年もまたよろしくお願いいたします。
12月29日


初冬の森


初冬の頃にふる湿った雪は木々の枝に付着して、真冬とは違った雪景色を見せてくれる。
2017年11月26日


踏査&リサーチ


ヒグマが何かと使っていそうな沢を踏査。夏は大型の草本がわんさと茂り、怖くてとても行く気がしなかった。晩秋のこの時期は草が倒れて見通しが効くうえ歩きやすい。
雨が降ったりやんだり、雷が轟いたり。カッパ着て、おにぎりをかじりながら距離7km、標高差450mを歩いて、トドマツについた新しい爪痕ひとつ、雪上に続く足跡一本、立派なフンひとつ。
森は過去の伐採で荒れ気味。大木はほぼなし。沢は歩きやすいもののそれほど美しくもない。ちょっとだけ光が差したけれどあとは鉛色の空。
地形図とGPSをつかって植生やほ乳類の痕跡を記録しつつ写真も撮る。肌感覚でも森の雰囲気をつかんでいく。地味なリサーチを重ねて、少しずつ頭のなかに森の地図が出来て行く。
2017年11月14日


でかいクマ

自動撮影カメラ9台分のSDカードを回収して画像を検証。
画像は1ケ月で1万枚くらいになるのでまずは大きめのサムネールを表示して、動物の写っているものとそうでないものに振り分ける。さらに使わないような類似カットを検証しつつ、絞り込んでいらないものは消して整理する。
多量の写真をザーッと見ながらも、このヒグマ太いよな…と目がとまった。翌々日、確かめに現場へ。私と見比べると確かにでかかった。ドングリが不作だというのに何を食べてこんなに肥えているのだろう。背景のトドマツの枝や、樹皮についた爪痕の高さを計測してきたが、立ち上がったときの頭の位置は200cmを超えていた。
ヒグマの写真は10月10日午前2時。
私の写真は11月2日午後3時。
2017年11月3日