天然記念物の蝶を撮る

 北海道大学総合博物館へ9月5日、蝶図鑑の執筆者永盛俊行氏とともにウスバキチョウ、ダイセツタカネヒカゲなど高山にすむ天然記念物の標本を撮影するために伺った。大原昌宏先生に立ち会っていただきながら、4種の雄雌、裏表を撮影した。
 標本を傷めないことはもちろん、撮影の失敗も笑えない事態になるので気合が入った。しかし変な力みは禁物。標本を持つ手が震えたり、カメラのセッティングも何か抜け落ちたりするもの。いつも通りのセットで淡々と撮り無事に完了。よかった。
 9日の今日になってもカメラバッグやカメラから、ナフタレンか樟脳かよく分からんが防腐剤の匂いがする。これもよい思い出かも。
 2019年9月9日