2018年03月一覧

35mmで撮ってみる


子どもたちが風景や道端の花を見る感覚って、レンズの焦点距離で言うと35mmくらいかも、と思いズームレンズを使っていてもひたすら35mmで撮ってみる。遠くを飛ぶスズメは小さくて写らない。花は思い切り寄っても画面いっぱいにならず、いろんな背景が写り込む。でも自分といちばん身近につながっているのはそういう世界だ。
超望遠やマクロレンズは肉眼を超えた世界を切り取って、しかも美しい。大人は理屈でそういうものだと理解しても、子どもたちの感覚からはきっと離れている。
人物写真を35mmで撮ると親しさや近さが感じられ、300mmで撮ると写真は美しくても遠すぎて疎遠に写る。写真の「距離感」と呼ばれるこの感覚を理解しているつもりではいたけれど、大事なところを置き去りにしていたのだろうなぁ。
2018年3月28日


手作りプラネタリウム


上映中はおしゃべりしないこと、飲食禁止などのお知らせがあったあと、CDデッキからBGMがかけられ消灯。5分ほど星や動物のお話しがあって終了。
話はストーリーもなんにもないのに、寝っ転がって聞いているとなんだかおもしろく、肩のこりがすーっと消えて行く。影と光が現れては消えて、突然始まったお話が、予測できない方向に向きを変えてすとんと終わる。説教臭い自分の自然解説よりもずっとおもしろいじゃないか!反省した夜だった。
2018年3月22日


雪遊び


友達が来た。除雪でできた雪山で遊ぶ。
太陽は山の向こうに入ってだんだん寒くなり、濡れた手袋は凍ってバリバリ。何度も雪が入った長靴の中はビショビショ。でもまだ帰りたくない。
無風。風景はだんだん青くなって、子どもらの歓声が遠くまで響く。
大きくなっても忘れないだろうな。いい夕暮れだと思った。
2018年3月11日


雪の結晶


3月をむかえて日中の最高気温はプラスになってきた。しかし早朝、-10℃くらいに冷えた朝はハラハラと美しい雪の結晶が舞い降りて来て、真冬より大きいんじゃないの?というような立派なものも混ざっている。厚い雪雲におおわれる真冬より、透明な空のどこからともなく降って来る結晶のなかに大物がひそんでいる。不思議だな。
2018年3月6日