昨年、家庭菜園と庭づくりのリーダーだった母が冬に入院し、あっという間に初夏に他界した。「畑を作らなければ」何かに突き動かされるように、嫁も私も見よう見まねでいろいろ植えてみた。レタスとジャガイモはまあまあ上手く育った。ピーマンとナスは苗がいじけたようになって、わずかな収穫のみで株が枯れた。
この冬、物置を片付けてけていると、園芸用土や肥料、苗用のポット、植木鉢がホコリにまみれてゴロゴロ出てきた。片付けの苦手だった母らしかった。植木鉢をきれいに洗い、野菜培養土を入れ、ベビーリーフやミニトマトのタネを植えてみた。光不足でヒョロヒョロと徒長するのはLED照明で補った。
仕事部屋の窓ぎわでミニヒマワリ、イチゴ、レタス、コマツナ、チンゲンサイ、ミニトマトが葉を茂らせている。真冬だというのにミニトマトの花が咲きそうだ。けっこう失敗もしたが、少し野菜の声が聞こえるようになったかも。今年はもうちょっとましな畑を作れるかな。
2021年3月1日