写真は2月22日の北海道日高高等学校の写真授業です。がんがん滑ってくるスキークラスの生徒を、私が講師をしている写真探求クラスが撮影しています。
年間15回×3年間の授業があるので、写真をしっかり楽しんでいろんな表現ができるようにと、絞りやシャッタースピードも実技しながら少しずつやっていきます。ただこれが曲者で、ISO感度もからんできて、光の量をコントロールすることと、被写界深度や止める、流す、をどのように対応するかが、なかなか生徒に理解されない。というか、それが完全にできたら何でも撮れるわけで、けっこう難しいことをやっているんだよね。
それでも「フルに操作している感じがおもしろい」と言って、絞りもシャッタースピードも自分で決定するマニュアルモードで撮る生徒が多く、失敗があっても、子どもたちが楽しく撮れるならそれも大事だよな、と思ったり。
新年度、ほかのことも含めて授業の中でどんな伝え方をするか。理論を土台にして、生徒の心に灯をともすような実技ができるかどうか。今年度の内容をいったん壊して、再構築せねば。
2021年2月25日